こんばんは。都市伝説ジャパンです。
みなさんも引っ越しのご経験、あるかと思います。今日ご紹介する都市伝説はある方の引っ越しの際に起こったと噂される怖い話です。
あるカップルが同棲をはじめることにしました。
不動産屋さんで物件を探しているとある一軒家がなぜか相場よりもものすごい安い家賃で紹介されていました。周辺のワンルームの物件よりも安いくらいです。
カップルは若く、お金を節約したかったのと「一軒家」という響きに引かれその物件を契約しました。
数日後、引っ越しをしたカップルですが、その一軒家は思っていた以上にボロかったそうです。
「ちょっとしたリフォームが必要かもね」彼氏は言いました。彼氏はさっそくキッチンをベッドルームにするために作業をしはじめました。
彼女の仕事はすべての部屋の壁紙を剥がすことです。壁紙を剥がす作業は最初こそめんどくさいですが、
きれいになっていく部屋を見ているとなんだか気持ちよく、彼女はどんどん壁紙を剥がしていきました。
ある一室に入るとそこは他の部屋とはちょっと違う壁紙が貼られていました。しかも壁だけでなく天井にも壁紙が貼ってあるのです。
「変な部屋だなあ・・・」彼女は思いましたが、考えている時間ももったいないので壁紙を剥がしていきました。
すると、またおかしなことに気が付きます。その部屋の壁紙を剥がすとかならず隅の方に人の名前が書かれているのです。
結局、部屋の四隅全部に書いてありました。なんだか気になった彼女がスマホでその名前を検索すると、
すべての名前の持ち主がなんと現在行方不明になっています。
警察に連絡をしてきてもらうことになりました。警察官が「まずは部屋を見せてもらえないですか?」というのでおかしな壁紙があった部屋に通しました。
そして彼女が隅の方の名前を見せて説明をしていると警察官は壁紙を拾って言いました。
「これ、壁紙じゃなくて、人の皮膚ですね。」
その部屋にはられていたのは行方不明になっていた人たちの皮膚だったのです。変質者による事件として断定され捜査が行われましたが、結局犯人は見つからずに捜査は打ち切りになったらしいです。もちろんそのカップルもすぐにその部屋から出ていきました。みなさんも家賃の安い部屋には注意してください。
おかしな壁紙/怖い都市伝説
