こんにちは都市伝説ジャパンです。
今日紹介する都市伝説は「ファティマ第三の予言」
都市伝説好きならご存知の方も多いかも。
それくらい有名な都市伝説です。
まずは「ファティマの奇跡」からご説明する必要があります。ファティマはポルトガルの地名です。
1917年、このファティマに3人の子供がいました。トップ画像にしている子供です。
左からジャシンタ、ルシア、フランシスコ。
3人が牧草地を歩いていると空に光り輝く何かが現れました。ルシアによればそれは太陽よりも明るかったそうです。
光が玉となって降りてくると、光の中に女性の姿が現れ「誰?」と質問すると女性は「天から来た」と言ったそうです。
そして、女性は3人の子どもたちにメッセージを伝えました。
・毎月13日にここに来ること
・この事は誰にもいわないこと
そして、子どもたちはこの事を秘密にしようということにしていたのですが、最年少のジャシンタが興奮してお母さんに話してしまいました。
ほとんどの大人たちは子どもの話なので信じませんでしたが、次の13日のコンタクトの日、子どもと一緒に十数人の大人が集まりました。
3人の子どもたちにしか女性の姿は見えなかったのですが、その場にいた人全員が爆音と急上昇する雲が見えたそうです。
その事を聞きつけて3度目の予言のときには数千人の人が押し寄せました。
そして女性は「ときが来るまでこの予言は公開してはいけない」と言いました。
そして、10月13日、最後のコンタクトとなる日にはなんと7万人の人が集まりました。
その中には記者や学者など学識のある人も多くいたそうで、ファティマの奇跡は記録に残されました。
その日は雨でしたが、急に雨がやみ太陽が現れ光る玉が降りてきてすべての人の服が乾いたといいます。
この出来事はヨーロッパはもちろん日本にまでも「マリア降臨」の奇跡として広く伝えられました。
なんと、バチカンもこの出来事を奇跡と認めました。
数十年後、ルシアが「ファティマの3つの予言」のうちの2つを公開しました。
1)第一次世界大戦の終わり
2)第二次世界大戦勃発
この2つが予言されていました。3つ目の予言は1960年に発表するということでしたが、その年になっても発表されませんでした。
その理由はバチカンがファティマ第三の予言の公開を止めていたのです。
第三の予言の内容をローマ法王が確認したところ、これはとても公開できるものではないと判断したそうです。
その後、旅客機ハイジャック犯が「ファティマ第三の予言を公開すること」を要求したほど人々はファティマ第三の予言を熱望していました。
2000年にやっと公開されることになります。その内容とは1981年に起こったローマ法王の暗殺未遂事件のことだったといいます。
確かに暗殺未遂事件は起こっていたのですが、その内容なのかについては疑問が残ります。
世間は疑問を持ち、予言を授かったルシアもこの内容を否定しました。
実際に予言を目にしたルシアの話ではファティマ第三の予言は「ヨハネ黙示録」に関係のすることだったそうです。ヨハネ黙示録は世界の終わりについて記されています。
実際のファティマ第三の予言に関しては下記のような予測や仮説が立てられています。
1)第三次世界大戦説
2)宇宙人の存在
3)宇宙人の襲来
宇宙人絡みの話が本当なら神の存在は否定されてしまうので、バチカンが公開しないのも納得できます。
マリア様と言われていた空から訪れた女性ももしかしたら宇宙人だったのかもしれません。