都市伝説

「顔認識」カメラにまつわる都市伝説

こんばんは。ブロガー界のMr.都市伝説こと、都市伝説JAPANです。
 
今日紹介するのはカメラにまつわる都市伝説です。最近のデジタルカメラやスマートフォンには必ずと行っていいほどついている顔認識機能。自動的に人の顔を認識して明るさやブレを調整してキレイに撮ってくれる便利な機能なのですが、この機能にまつわる怖い都市伝説があるのです。
 
それは僕が大学生の時の話です。当時バイトでお金を貯めて、数万円する顔認識機能がついている高性能のデジタルカメラを購入しました。
 
そのカメラを持って広島まで一人旅へ行きました。
 
テンションが上がった僕は広島で食べたお好み焼きや
 
宮島に行って撮影したり、路面電車から街の風景を
 
撮ったりしていました。
 
楽しい時間というものはあっという間に過ぎるもので、
 
気がつけば、夕暮れになっていました。
 
「そう言えば、原爆ドームに行ってなかったな」
 
僕は夕日が照らす中、原爆ドームへ向かいました。
 
川の近くから夕日に照らされる原爆ドームは
 
すごく幻想的に見えました。
 
カメラを向けると、
 
ピピピピッと。顔認証が反応しました。
 
あれ?
 
カメラから目を離し正面を向くと誰もいません。
 
もう一度、カメラの照準を向けると
 
ピピピピッ。同じように顔認証が反応します。
 
それも複数5〜6箇所の何もいないところに
 
顔認証の照準があたるのです。
 
怖くなってその場から立ち去りました。
 
夜、ある食堂でひとり夕食を食べていると
 
店主のおばちゃんが話しかけてきてくれて
 
夕方あったことを話しました。すると、
 
おばちゃんは言いました。
 
「それは原爆で死んだ人の幽霊だね」
 
今日は「顔認識」カメラにまつわる都市伝説。というお話でした。