都市伝説

口裂け女の都市伝説のヒミツ

『口裂け女』という都市伝説をご存知でしょうか? 今夜は口裂け女にまつわる都市伝説をいくつかお話しましょう。
 

口裂け女のストーリー

ある夜。塾帰りに小学生の女の子が帰り道を歩いていると、前からコートを来てマスクをした女の人が歩いてきます。女の人は彼女の眼の前まで来ると足を止めます。そして一言。
 
「ねえ、私ってきれい?」
 
無邪気な小学生の女の子、「お姉さんキレイだよ」と目元しか見えない女の顔を見てそう言いました。すると女はマスクを取って切り返します。
 
「これでもか!」
 
女の口は耳のところまで避けていたのでした。女はコートの中にナイフを忍ばせていて女の子の口を自分と同じように耳元まで切り裂いてしまいました。
  

口裂け女の正体

口裂け女の正体は整形手術に失敗した女の末路だと言います。成形技術が未発達だった高度成長期の日本でヤブ医者にかかり醜い姿にされてしましました。
 
その時の医者がつけていたポマードという整髪料が彼女にとってトラウマになっているので、「ポマード!ポマード!」と言うと口裂け女を追い払えるという都市伝説もあります。
  

なぜ、口裂け女が流行ったのか?

口裂け女は単なる噂話ではありません。1970年代、口裂け女の話は全国の小学校に広がり、小学生たちを震え上がらせました。そして、大人も口裂け女に警戒して、一種の社会現象にまでなったのでした。
 
しかし、本当に口裂け女などはいるはずもなく、ほどなくして噂は収束していきました。
 
問題は、「誰がこの噂を作ったのか?」
 
実は、口裂け女の噂を作ったのはアメリカ軍だったという都市伝説があります。敗戦国だった日本は当時まだアメリカからの影響を多分に受けていました。
 
アメリカ軍は日本に関する研究にも熱心でその中の一つに「日本人の噂の伝達速度はどの程度か?」という研究テーマがあったそうです。
 
これを実証するためにアメリカ軍は噂をつくり、1箇所から波及させてどのくらいまで広がるかを試したのでした。実際に口裂け女など存在しないのですが、研究のためインパクトのある設定で実際に女の子が被害にあった設定を信じ込ませることに成功しました。
 
口裂け女の話はまたたく間に日本全国に広がりました。そのスピードはアメリカ軍が立てていた仮設を大幅に上回り、彼らを驚愕させたといいます。
 
今でも都市伝説をこうやって楽しんでいる私達ですが、日本人は根っからの噂好きということなんでしょうね。