
やりすぎ都市伝説で紹介された、中国の卓球界にまつわる都市伝説をご紹介します。中国の卓球は強いことで有名です。日本の卓球選手の代表格、福原愛選手に匹敵する選手が中国にはたくさんいると言われるほどです。
中国卓球の強さはソウルオリンピックのメダルの数でもわかります。日本はメダル計4枚に対して、中国はその10倍以上の53枚のメダルを獲得しました。なぜ、中国の卓球選手はこんなに強いのでしょうか?まず卓球人口からして違います。日本の卓球人口は30万人ですが、中国では3000万人もの選手がいます。
そしてその中で中国の代表選手に選ばれるのはたったの20人と言われていますから、その競争率は非常に高いです。しかしひとつの疑問が浮かびます。その20人に選ばれなかった他の選手はどうなってしまうのか? 彼らは国からこう言われます「今日からお前は◯◯選手のコピーになれ」。世界の強豪選手のコピーとして完全に特徴を真似て代表選手の相手になることで代表選手は世界と闘う予行練習をできてしまうということです。ここに中国卓球の強さのひみつがあります。たとえば中国卓球選手を倒して世界No1となった平野美宇選手には中国に4人のコピーがいると言われています。

しかし、一生誰かのコピーをやって生きる卓球人生なんてのは誰でもいやです。そんな選手のために生きる道がもう一つあります。それが他の国の代表選手になること。中国トップクラスの実力があれば、もちろん世界トップクラスの実力があるのでアジア・ヨーロッパの国の代表選手になることは難しくないのです。ですから中国から他の国の国民に帰化して、その国の代表選手となる中国人卓球選手が続出しているのです。ちなみいにリオオリンピックでは出場選手の3分の1が中国出身の選手でした。

ですので、実は中国には本来はコピー選手になるはずだった選手のコピーがいるというわけのわからない状況が生まれているといいます。
これからも卓球界での中国の快進撃は続きそうです。「【やりすぎ都市伝説】中国の卓球界にまつわる都市伝説」をお届けしました。