
Hさんが夜に自室で宿題をしていると、何かが自分の髪に触れる感覚がしました。
Hさんは長い髪をうしろで束ねていました。しばらく時間が立って、今度はさらに強い力で束ねたうしろ髪をぐっと引っ張られました。
Hさんのあごが上に上がるほどだったので気のせいではありません。
Hさんの机の横には姿見の鏡がありました。Hさんは横目でそれをみながら何が起こっているのかを確かめようとしました。
すると、何もないのにゆっくりとHさんのうしろ髪がうえに上がっていくではありませんか。
「やめて!」
Hさんが叫ぶと、ふぁっと髪はしたに降り、それからは何も起こらなかったそうです。深夜の自室で起きた怖い体験でした。