樹木にまつわる怖い話

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桜の木

桜の木が好きだった叔父さんが亡くなった時の話です。

叔父さんは遺書の中に桜の木を自分の墓の横に植えて欲しいと書いていました。

墓石の横に桜の木を植えるなんて縁起が悪いという親戚もいましたが、最終的に本人の意志を尊重することになりました。

桜の木を植えてしばらく経ちました。すっかり枝は伸びて墓石にまでかかるほどになってきました。

親戚のひとりが邪魔だから切ろうと墓石にのびた桜の木を切り落としました。

そのあと、その帰り道、木を切り落とした親戚は交通事故にあって右足切断の大ケガをおってしまいました。それから桜の木を切ろうという人はひとりもいません。
   

いちじくの木

庭にいちじくの木がある家があります。

ある日、おじいさんが亡くなりました。いちじくの実はいつにも増して真っ赤に熟していました。

しばらくして、おばあさんが亡くなりました。おじいさんのときと同じでいちじくの実は真っ赤に熟していました。

なんだか怖くなった家の人はいちじくの木を切り落としてしまいました。

あとでわかったことなんですが、そのいちじくの木の根っこ。ちょっとおかしかったんです。普通、気の根っこは放射状に広がるものなんですが、そのいちじくの木の根っこだけは家の下に潜り込むように一直線に伸びていたのでした。

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