怖い話

【怖い話】こどもの声【なすなかにし中西】

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お笑い芸人なすなかにしの中西が語った怖い話。

お笑い芸人になるために状況したての中西はとにかくお金がなかったといいます。芸人としての仕事もまだ少ないため食うためにアルバイトを始めることにしました。

中西の目に止まった求人内容が「アルバイト募集カラオケ店 時給1500円」というものでした。カラオケのアルバイトで時給1500円といったらかなり高額な収入です。中西は何か大変なことや、嫌な上司がいたりするのかなあ、と少し不安になりましたが、ひとまずそのアルバイトの面接を受けに行ってみることにしました。

アルバイト先のカラオケ店は小綺麗で変な客がいそうな雰囲気もありません。面接官は店長でしたが、この人もとてもいい人そうで、なぜ時給が1500円もするのか謎なままでした。

面接は淡々と進みました。「年齢は?」、「どこに住んでるの?」、「いままでバイト経験は?」、「週間何回くらいシフトに入れる?」そんな一般的な質問内容が続きました。そして、最後の質問になりました。

「あなた・・・霊感ありますか?」

質問の意味がわかりませんでしたが、まったく霊感なんてない中西は「全く無いです、でもどうしてですか?」と尋ねました。

「いや、実はこの店こどもの幽霊がいるらしくってね。バイトが次々に辞めちゃうんだよね・・」店長は困ったように言いました。しかし、中西は霊感もなく、幽霊なんかのたぐいも信じないタイプだったので、まったく問題ないです。と言ったところその場で採用されました。

自宅に帰った中西。なんかよくわからないけど、時給のいいバイトが決まってラッキーだったな!そんなことを考えていると電話が鳴りました、

こどもの声で「ねえねえ、次はいつくるのー?」

中西はそのバイトの採用を断ったそうです。