
地震計が多く設置されてたことで昔よりも観測される地震の精度が上がっていることは以前の記事で解説しました。
参考:最近地震が多い本当の理由
この精度向上により、地震発生の法則に学者は気がついたという。
地震前には地震雲が発生したり、前震と呼ばれる地震が発生したりと何かと予兆となる現象が起こるという都市伝説は良く知られているが実は学者が指摘するのはその逆。
大地震が発生する直前には地震が減るのである。
日本では体に感じない地震を含めて毎日400回の地震が観測されているという。しかし、東日本大震災、熊本地震など大きな地震の直前には細かい地震も含め、地震の回数がガクッと下がるという。この現象を利用して近い将来地震予報をはじめようとする動きがあるそうだ。