老舗の旅館【都市伝説】

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友達夫婦から聞いた都市伝説。

彼らはことあるごとに夫婦で旅行にでかけているが、ポリシーがある。それは「宿は格安旅行でしあげること」

いろいろな場所に行ったり、その観光地で美味しいものを食べたりするにはお金がかかるので宿のお金を節約することで楽しみにお金を使えるようにしようという考えかた。

これはそんな彼らがある有名温泉の老舗宿に宿泊した時の話だ。

老舗宿と言っても、彼らは格安旅行が信条。その日にとった部屋も一番安いグレードの部屋だった。

宿に着くと、フロントで「スイートルームに無料で変更できます」と言われた。彼らは喜んで変更してもらった。スイートルームという場所に案内されるとそれは豪華というよりは”ものすごく広い部屋”

調度品はやや高級感があったが、階も10階の建物の6階と中途半端てどこかしっくり来なかった。

タクシーで温泉街の中心街に出て、夕食を済ませて帰る途中。タクシーの運転手に宿の名前を伝えると。

「この宿、数年前に首吊自殺があったの知ってます〜?」とタクシーの運転手が話しだした。最初は驚いて、面白半分に話しを聞いていたが、途中でふたりとも青い顔になってしまった。

宿に戻るとすぐに予約をキャンセルしたという。

自殺があった部屋は606号室。彼らの部屋が605号室。「スイートルーム」は元は606号室だった部屋と605号室の壁をぶちぬいて作った部屋だったのだ。

通常、事件があった部屋はお客に貸さないようにする。

ただ、中には過去に事件があった部屋を潰して違う部屋として作り変え、もしも担当者のミスなどで部屋が足りなくなったときにお客をその部屋に通すことがある。という都市伝説を知ったのはそれから随分経ってからの話だ。

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