
ある男性が体験したという都市伝説。
浮気をしてから1ヶ月。やっと彼女と連絡がついて彼女の家に謝りに行った。
気まずくて、話せない。時間が淡々と過ぎていく中、俺は尿意をもようした。
「トイレ借りるね」彼女はうつむいたまま無言だった。
トイレに行って用をたしているとトイレットペーパーに文字が書いてあるのに気がついた。
「真美より・・・」彼女からのメッセージだ!!トイレットペーパーを引き出すと次々に文章が現れた。
真美より
あなたは私を裏切った それは事実
でももうすべてリセットしていいと思うの
あなたと過ごした宝物のような日々
それが私にとって大切だと気づいたから
なにもかもぶち壊してしまうこと
許されないことだもんね
あなたが浮気していたことは
全部忘れてしまえるわ あの娘と
あなたとの関係もこれで帳消しってこと
にしてあげるお互いつらかったよね 私と
あなたは 十分に苦しんだからこれから楽
しんじゃおうよ 一緒にね
隆史へ
俺は涙が溢れてきた、しかし、ある事に気がついて、そのあとトイレから出ると同時にダッシュで彼女の家を出て行った。なぜかって?トイレットペーパーにメッセージを書くなら手前が1番最後になるだろう?文章を最後から1行づつ読めば俺がなんで逃げたかわかるさ。