
普段はほとんど姿を現さない深海魚の「メガマウス」。この奇妙なサメが打ち上げられる時は、大地震が近いうちに起こる前兆だといわれている。
そんなメガマウスが熊本地震の前日、4月15日に三重県で打ち上げられた。
過去にもメガマウスの打ち上げと大地震が重なった事例は多く存在する。
かなりの高確率で起こるメガマウスの打ち上げと大地震
・1994/11/29:福岡市東区の砂浜→1995/01/17:兵庫県南部地震(阪神淡路大震災、M7.3)
・2003/08/07:静岡県沼津市御前崎沖の駿河湾→2003/09/26:十勝沖地震(M8.0)
・2005/01/23:三重県度会郡紀勢町沖→2005/03/20:福岡県西方沖地震(M7.0)
・2007/06/07:神奈川県湯河原町沖の相模湾→2007/08/01:沖縄県北西沖(M6.1)
・2011/01/14:三重県尾鷲市沖→2011/03/11:東北地方太平洋沖地震(東日本大震災、M9.0)
・2011/07/04:神奈川県小田原市→2011/07/10:三陸沖(M7.3)、2011/08/02:駿河湾(M6.2)
・2013/09/03:神奈川県真鶴町→2013/10/26:福島県沖(M7.1)
・2014/04/14:静岡市清水区・由比漁港→?
今回のメガマウスの打ち上げは熊本地震と連動していると言う人もいるが、不自然な点がある。それは場所。三重は熊本から大分離れている。熊本の地震の影響をメガマウスが受けるなら鹿児島湾や福岡近郊など、九州に位置する海でなければおかしい。
一部、ネットでうわさされる都市伝説では、今回打ち上げられたメガマウスは熊本地震の予兆ではなく、さらに大きな地震の予兆であるという。それは
南海トラフ巨大地震

数年内に必ず起きると言われている南海トラフ巨大地震は近畿東海地方を震源とし、東京にも非常に大きな被害がでると予測されている。今回のメガマウス打ち上げからまだ数日しかたっていない。過去に起きた地震は1〜2ヶ月の期間が空いて大地震が起こっていることから考えると、5月6月くらいに南海トラフ巨大地震が起こっても整合性はあう。
熊本地震の被害から立ち直っていないなか、南海トラフ巨大地震が起きたら日本へのダメージは大きい。メガマウスの話が単なる都市伝説で終わることを祈るばかりである。