都市伝説

フジツボの都市伝説

フジツボ

若い男性が海に海水浴へ行った。いわゆるビーチではなく男性たちは岩場で遊んでいた。

足を滑らせた男性は岩に張り付いていた「フジツボ」で足を切ってしまったが、大して深い傷でなかったので、そのまま絆創膏で治療して帰宅した。

しばらくして、傷がうずくようになってしまった男性は「バイキンでも入ったかな・・・」と少し心配したが、病院などには行かず放置していた。すると傷はしばらくして治った。

それから数ヶ月が経ち。男性はフジツボで足をケガしたことなど忘れかけていたが、膝に違和感を感じるようになった。

海のフジツボで切った箇所になにかよくわからないしこりがあり、歩くだけで膝に激痛が走るようになったのだ。

たまらず男性は病院に行ってレントゲンを撮ってもらった、レントゲン写真を見た医師はその日のうちに膝の手術をすることを決めた。

男性の膝の皿の裏にはおびただしい量のフジツボが張り付いていたのである。

海でフジツボにあたった時にフジツボの卵が男性の膝の中に入ってしまったのだ。