
理系の某大学で教授が新しい気圧計を買ってきた。
その気圧計を使って授業が進められ、教授が学生に問題を出した。
「誰か、この気圧計を用いて、今我々がいる場所の高さを割り出せますか?」
ひとりの学生が挙手して、教授から気圧計を受け取った。
次の瞬間、学生は空いていた窓から気圧計を投げ、自分の腕時計の秒針を見て「1,2,3・・・」と数えた。やがてガシャーンと音がしたタイミングで学生は黒板に計算式を書いて。
「今ボクたちがいるこの教室の高さは34メートルです。」と答えた。彼は気圧計が教室から落下する時間を計算して建物の高さを正確に割り出したのであった。