「かなしんでくれるかい」都市伝説

かなしんでくれるかい

その女の子はおじいちゃん子だったという。

おじいちゃんも初孫だった女の子を愛でていて、2人はいつも一緒仲良しだった。でも女の子が小学校6年生の夏休み。おじいちゃんは体調を崩して入院してしまう。

「しばらくしたら、元気になって戻ってくるよ」彼女の両親は落ち込む女の子をはげましたがおじいちゃんは数週間経っても帰ってこなかった。

容体は良くならず、おじいちゃんはもうすぐ亡くなるかもしれない。という状態になってしまった。女の子はおじいちゃんの病室に毎日お見舞いに行っては大泣きしていた。

おじいちゃんは女の子を慰め、こう言った。

「おじいちゃんはもうすぐ死んじゃうと思うんだけど、おじいちゃんが死んだらかなしんでくれるかい?」

女の子は返した。「うん!だけどおじいちゃん死んじゃいやだ!」

数日後、おじいちゃんは亡くなった。そして、その後すぐに女の子の家族は一家心中してしまった。テレビのニュースで大々的に報道されるほど謎が残った事件だった。

「昨夜、一家心中をした家族は父親、母親、女の子の3人家族でしたが、近所の人の証言では経済的に困っているようすはなく、仲睦まじく心中する理由はまったくなさそうということです。」

ニュースで読み上げられた女の子の名前は「斉藤カナちゃん」

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