本屋でトイレに行きたくなる「青木まりこ現象」都市伝説

本屋

本屋さんへ行って便意をおもおすことが頻繁にある。という人はいないだろうか? 実はこれ「青木まりこ現象」という有名な現象なのだが、面白いことに原因がまったくわからないのだそうだ。

事の発端は作家の椎名誠氏が編集長を務める月刊誌『本の雑誌』第40号(1985年発行・本の雑誌社)の読者投稿欄に、こんな投書が掲載された。

「私はなぜか長時間本屋にいると便意を催します。三島由紀夫の格調高き文芸書を手にしているときも、高橋春男のマンガを立ち読みしているときも、それは突然容赦なく私を襲ってくるのです。これは2、3年前に始まった現象なのですが、いまだに理由がわかりません。(中略)長時間新しい本の匂いをかいでいると、森林浴のように細胞の働きが活発になり、排便作用を促すのでしょうか? それとも本の背を目で追うだけで脳が酷使され、消化が進むのでしょうか? わからない! 誰か教えてください。(後略)」  投稿者は東京都杉並区のOLで当時29歳の青木まりこさん。  

この投書が大いに話題を呼んだ。つまり、全国から次々と「自分も」「私も」と、同様の現象を体験した人からはがきが殺到したのだ。

・トイレのない書店で、トイレに行きたくなったら困る、という精神的プレッシャーのため。

・書店という非日常的空間で、好きな本を探すという行為が、心身をリラックスさせるため。

・本の紙や印刷のインクのにおいが、排泄欲を刺激するため。

などの理由を唱える人もいるが、本屋以外でも当てはまるため、素直に納得することができない。もしもそうなら本屋で働く従業員はいつもトイレとお友達状態なはずであるし、印刷所で働く人も印刷物やインクの匂いを吸引しているはずだ。でも印刷所ではトイレに行きたくなるなんて話もない。

なので、この「青木まりこ現象」は未だに原因が謎のままなのである。

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