
「スマホをどこかで失くしてしまった。」そんなの時に活用できるのが”Iphoneを探す”などの「ケータイ捜索機能」。スマホにはGPS機能を使った探索機能がついており、Googleマップなどと連携して失くしてしまったケータイが今どこにあるのか持ち主が把握できるようになっているのだ。
しかし、この機能にまつわる奇妙な都市伝説がある。 アメリカに住むある夫婦の家には、「消えたスマホ」を探しに来る人の来訪があとを絶たないという。もちろん夫婦はその「消えたスマホ」についてまったく見に覚えはない。
異変は夫婦がその家に引っ越してきた直後から起こった。突然、1人の来訪者が彼らの家に訪ねてきたのだ。
「僕のIphoneを知りませんか?」
夫婦は彼がいうことがさっぱりわからなかった。来訪者には自分たちは彼のiphoneを知らないということを丁寧に説明して帰ってもらった。しかし、異変はこれだけにはとどまらなかった。
それから1日に数人、多い日には10人もの来訪者が夫婦の家に「自分の消えたスマホを知らないか?」と言って訪ねてくるようになったのだ。
夫婦は来訪者たちに「自分たちはスマホを知らないし、同じような人たちが何人も家に来ている」ことを丁寧に話して帰ってもらっていた。
この話はIphoneのバグなのでは?と思うかもしれないが、夫婦の家に訪れる人達の所有するスマホはバラバラでIPhoneの人もいればアンドロイドを使っている人もいる。キャリアなども別なので特定のスマホ機種やキャリアのバグということは考えられない。
夫婦は通信キャリア、Google, Appleなどスマホに関係している全ての企業に相談をしたが、どの会社も「調査した結果、”なぜ消えたスマホ”があなたの家にある”と表示されるのかはわからない」。と言われてしまったそうだ。夫婦は来訪者に説明をして帰ってもらうという日々を繰り返していた。そんなある日、事件が起こった。
家の呼び鈴がなった。また「消えたスマホ」を追いかけてきた来訪者かと夫婦は思った。玄関先にでるとそこにいたのは警察官だった。
「数日前に行方不明になった少女のGPS情報を探知したら、この家にいるということがわかった」。
と警察官は言い、夫婦は外に出されてしまいそこから家の家宅捜索が始まった。
数時間の捜索の末、警察は夫婦の家に少女のスマホも少女に関しての情報もまったくないと判断して帰っていったという。
この家には「消えたスマホの幽霊」が集まってきているのだろうか。真相は謎のままだ。
いつの間にか失くなるボールペンは実はこの世の何処かにあるボールペンの故郷に帰っていることはよく知られていますが、失踪したスマホが集まる「スマホの国」はアトランタ郊外の地下に広がっているのかもしれません。これまでの誰かの証言が不正確である可能性も含めて、続報で謎が解明されることに期待したいものです。