
ジブリ映画「天空の城ラピュタ」にまつわる都市伝説。
ラピュタのラストに近いシーン。天空の城で唱えられるラピュタ崩壊の呪文が「バルス!」。バルス唱えると同時に天空の城は崩壊してしまう。またラピュタが金曜ロードショーで放映されるとTwitter民がこの呪文でTweetしてTwitterのサーバーを落とすことでも有名である。この「バルス」とは滅びの呪文であるはずなのだが、語源はいがいなところにあった。
「バルス」の本当の意味は”平和”説
「バルス」の語源はトルコ語の「Bans(バルシュ)」という言葉「バルシュ」の意味はなんと”平和”。宮﨑駿は滅びの後に何もかもがなくなり”真の平和が訪れる。というメッセージを込め、「バルス」という呪文にしたという。
「バルス」の本当の意味は”飛んで行く”説
「バルス」を唱えたあとの飛行石の動きに注目してほしい。浮かんでいるのだ。なぜ滅びの呪文なのに浮かんでいるのか。通常であれば木っ端微塵に砕け散っても良いのでは?と思っうところ。実は「バルス」というのは崩壊や滅びの呪文ではなく、”飛んで行く”という意味の呪文なのだ。だからシータの飛行石もラピュタの中の巨大な飛行石も天空の城が崩壊している時もその場にとどまっているようにみえるのだ。飛行石は「バルス」の”飛行せよ”というコマンドに反応して急上昇して、城は崩壊していく、というのがあのシーンの正しい解釈なのだ。
そう考えれば、巨大な飛行石を抱えた巨木と共にラピュタが天へ昇って行くエンディングシーンともつじつまが合うのだ。
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