都市伝説

「タクシーに出る幽霊」本当は運転手の作り話

タクシー幽霊都市伝説


有名な都市伝説にタクシー運転手が女性の幽霊を乗せてしまうというのがある。具体的にはこんな感じだ。


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ある時、深夜営業していたタクシーが人気のない霊園の入り口付近で女性を乗せる。女性は生気のない顔で目的地を運転手に告げ、タクシーを走らせる。



目的地までの道行きの中で、運転手はバックミラーを横目に乗客の女性に何度も話しかけるが、返事をしない。とうとう目的地についても返事はない。



改めて運転手が振り返るとそこに女性の姿はなく、座っていたシートが濡れていただけだった…。

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実はこの話、タクシー運転手の作り話なんだそうだ。


タクシーには泥酔した客や具合の悪い客が乗ってくることがある。もしもその客がタクシーの車内で嘔吐などしてしまうとタクシー運転手がクリーニング代を支払わなければならない。なので、タクシー運転手は泥酔した客を乗せた時はこまめにバックミラーを確認して、話しかけ、嘔吐する気配がないかどうかをチェックするそうだ。


あるタクシー運転手は泥酔した女性を乗せた。その女性にも例のごとくタクシー運転手はこまめに話しかけ、嘔吐の様子がないかをチェックしていたが、その女性はあろうことか、タクシーの車内でおもらしをしてしまった・・・。クリーニング代を会社から請求されるのを恐れた運転手は幽霊話をでっちあげ会社に報告、その話がタクシーの怪談として一気に有名になったのだという。