アメリカで行われたと言われる社会実験の都市伝説。
サブリミナル効果という言葉を聞いたことがあるだろうか?
映像の中に5秒毎に3000分の1秒だけメッセージをいれると
人間は催眠術に掛かってしまい、メッセージどおりの行動
を取ってしまうという話だ。
ジェイムス・M・ヴィカリーの実験では映画「ピクニック」の中に
「コーラを飲め」
「ポップコーンを食べろ」
というメッセージを入れたところ、
コーラの売り上げが18.1%、ポップコーンの売り上げが57.5%も上がったと言われている。
この実験結果を重く受け止めた倫理委員会などの判断でそれ以降、サブリミナル効果を映像に
入れることは固く禁じられ、未だにサブリミナル効果は映像には入れてはいけないことに
なっているのだ。
この話は非常に有名だが、実は「ピクニック」を使った社会実験は実際はされていなかった。
しかもサブリミナル効果というもの自体存在せず、実はジェイムス・M・ヴィカリーが後々売ろうとしていた
サブリミナル効果を簡単に映像に挿入できる機械のプロモーションのための実験で効果はまったく
なかったのだという。