フォークソンググループかぐや姫にはある有名な都市伝説が存在する。
当時大人気だった、かぐや姫。解散コンサートの前に出演したラジオで重病を抱える女性から手紙が来た。「解散コンサートへ行きたいのですが、重病を患っているため行けるかどうかわかりません。」メンバーの南こうせつさんは彼女を励ましたが、残念ながら彼女は帰らぬ人となってしまったそうだ。
そして、かぐや姫は解散コンサートで解散を発表した。
問題は最後のコンサートで録音された音源である。かぐや姫解散コンサートの音源を良く聞いてみると女性の声で「私にも聞かせて」とはっきり聞こえるのだ。大歓声の中、ささやくように聞こえるこの声は不自然である。
その声の主こそ、重病を患い亡くなってしまった、女性ファンだったという。
時が流れ、改めて聞いたら、「私にも聞かせて」ではなく「私にも聞かせろ」と言葉が変わっていたという都市伝説も存在する。