ドラえもんの都市伝伝説を紹介します。
ドラえもんが過去に戻ってきた理由は「のび太の玄孫であるセワシくんが自分のデキが悪いのを祖先のせいにしてドラえもんで更正を図ろうとした」という設定がありますが、実はさらに深い設定があるそうです。
ドラえもんが過去にきた理由
セワシくんはお年玉を50円しかもらえないくらい貧乏な生活をしています。なぜそんなに貧乏なのかというと自分たちの祖先であるのび太が昭和60年〜平成元年にかけて会社経営に失敗して作った借金が玄孫のセワシくんの代まで尾を引いているからなのだそうです。
なのでセワシくんはのび太を優秀な人間に育てることで自分たちの貧乏な生活を改善しようと試みているのだそうです。
この設定は片倉設定と呼ばれています。藤子・F・不二雄は映画原作の制作に忙しかったのですが、ドラえもんにまつわる読者からのQ&Aに答えなければならず、その回答をアシスタントの片倉さんに一任していたそうです。なので、ドラえもんの設定の一部は片倉さんによって作られたため片倉設定と呼ばれているのです。
他にも2つ片倉設定をご紹介しましょう。
ドラえもんは採用ミス?
耳がネズミにかじられており色が他のロボットと違うというドラえもんがなぜセワシくんの家に採用されたかご存知ですか?実はドラえもんの採用時、セワシくん家族はドラえもんを採用する気はなかったのですが当時赤ちゃんだったセワシくんが間違って採用ボタンを押してしまったことでドラえもんをお手伝いロボットとして招くことになったそうです。
ドラえもんは床から3ミリ浮いている
ドラえもんは床から3ミリ浮いているといいます。その理由はドラえもんが常に土足だからです。当時、小学校のPTAなどの団体から漫画のキャラが土足で家に上がっているのは教育上よくないという指摘があり、片倉設定で「実はドラえもんは3ミリ浮いているので土足ではない!」と主張したと言われています。確かにそう言われたら土足じゃないことになりますが、漫画で見る限り浮いているか浮いていないかは判別不明ですよね。笑