バウリンガルというおもちゃを知っているだろうか? 愛犬にバウリンガルを装着するとディスプレイには犬の鳴き声が翻訳され、 日本語で表示されるのである。つまり犬の気持ちを翻訳できるのだ。 (2か国語を話す人をバイリンガルというので名前は文字あそびである)
今日はバウリンガルにまつわる怖い都市伝説をご紹介しよう。
バウリンガルを購入したある女の子の実話である。その女の子は犬が大好きだった。
両親に懇願して小型犬を購入してもらったのはクリスマスの日だった。
当時、バウリンガルが話題になっていたこともあり、女の子は
犬と一緒にバウリンガルも買ってくれるよう両親にお願いした。
娘のわがままに若干渋った両親だったが、クリスマスであったこともあり
今年は特別に!とバウリンガルも購入したのだった。
ペットのダックスフンドが家に来た日、女の子はダックスフンドにバウリンガル
をつけた。しかし、そのダックスフンドはとても利口でほとんど吠えることはなかった。
ディスプレイは常になにも表示されていなく、女の子がワンと鳴きマネをすると
「おなかがすいた−」なんて表示がされて家族みんなで笑っていたのだった。
そんなある日曜日の午後、女の子と愛犬がお留守番をしていた。
寒い日で女の子はいつのまにかこたつでウトウトと眠ってしまった。
しばらくすると・・・「わんわん!わんわん!!」玄関の方から犬の声がする。
女の子が玄関まで行くと、いつもおとなしいダックスフンドの愛犬が玄関に向かって
吠えているではないか。しかし、玄関には人っ子一人いないのである。
なぜ・・・?
女の子は不思議に思ったが、バウリンガルの存在を思い出し、
バウリンガルを覗きこんでみた。するとそこには。
「誰だよ!? 誰だよ!? 誰だよ!? 誰だよ!? 誰だよ!?
誰だよ!? 誰だよ!? 誰だよ!? 誰だよ!? 誰だよ!?
誰だよ!? 誰だよ!? 誰だよ!? 誰だよ!? 誰だよ!?
誰だよ!? 誰だよ!? 誰だよ!? 誰だよ!? 誰だよ!?」
その犬はなにか得たいのしれないものを見てしまったのだろうか?
犬には人間にはない第六感が備わっているという都市伝説もある。