小室哲哉ファミリーで1984年にデビューした音楽ユニットTM NETWORKギター担当の木根が衝撃の告白をして話題になった。
「実はデビュー当時はギターが轢けなかったのにギター担当をしていて自分の楽曲は今のB’z松本が演奏していた」という内容であった。
TM NETWORKをヒットさせるため、小室哲哉は木根に「きみ、ギター轢きなよ!」と突然持ちかけ、ギターが轢けないといった木根に対し、「大丈夫だから」と強引に押切ギター担当にしてしまったのだという。
とはいえ、突然ギターが轢けるようになるはずもなく、当時TM NETWORKのバックミュージシャンとして活動していた現B’zの松本隆弘に木根パートをカバーしてもらっていたのだという。
しかし、小室哲哉のプロデュース力は当時から秀でたものであったようでその後、TM NETWORKは大ヒットした。音楽番組などで演奏をするシーンは木根は実際にはギターを轢いておらず空演奏をしていたのだという。
木根は「彼(松本)がいなくなってから(ギターを)一生懸命練習して、弾けるようになった」と語っている。ゴーストライター・影武者などがばれて批判を受ける有名人はときどきいるが、木根の正直な告白は逆にいさぎよく、好印象を与えたのではないだろうか。