米国でアニメ放送がはじまった、日本を代表するアニメ「ドラえもん」にまつわる都市伝説を紹介しよう。
アメリカで放映さえているドラえもんはしずかちゃんのシャワーシーンがシャワーカーテンごしになったり、ドラえもんが大好きなどら焼きをほうばるシーンが肥満児童を減らす為、フルーツを食べるシーンになったりと早くもドラえもんファンからは「それ、変えちゃダメでしょ!」という突っ込みが入りそうな内容だとか、そうじゃないとか。。。
まあ、そんな話はさておき、今日ご紹介するドラえもんの都市伝説は「ドラえもんの動力(エネルギー)はドラえもんの心臓部分にある原子炉から作られている」という設定が突如消された。というお話。
まずはこちらのドラえもんの設計図をご覧いただきたい。

こちらは「ドラえもん大辞典」というドラえもんに関するあらゆる設定を紹介した本から抜粋した画像である。ドラえもん大辞典のドラえもんの構造の章にはドラえもんの構造が説明されていて、その中にははっきりと「原始ろ」の三文字が・・・!やはりドラえもんは核エネルギーで動いていたのである。
しかし、最新版の「ドラえもん大辞典」を見るとドラえもんの構造は下の画像になっている。

謎のエネルギー製造構造・・・「何を食べてもエネルギーになる。」とだけ、説明がかかれているではないか。
ドラえもんの動力構造から原子ろの三文字が文字通りまっさらに消されていたのは事実だったようだ。なぜ・・・!?
実はこの表記の変更があったのは2011年。同年3月には東日本大震災があり、その後には福島第一原発の爆発事故があり、日本では原発がすべて停止する事態となった。
そう、ドラえもんの表記の変更はこの原発に対する世論の批判から削除されたのだった・・・!
ドラえもんが藤子不二雄によってかかれた時代には未来の夢のエネルギーと言われた核エネルギーが現代ではその危険性や人間による管理の限界から否定される時代になっているのである。
世相を反映したドラえもんの設定はこの後どうなってしまうのだろうか。もしかしたら、ミドリムシエネルギーとかメタンハイドレードのエンジンに切り替わるのか。それは誰にもわからない。>ドラえもん都市伝説へ移動する