マイナスイオンの健康効果イメージは企業による隠謀!?

マイナスイオンは健康に良い。こんなフレーズは至る所で見るだろう。マイナスイオンの健康効果は数年〜数十年前にブームになった。なので、最近の研究であきらかになったようなイメージがあるが、実はマイナスイオンに関する提言自体は19世紀から言われていた事であった。

元々は欧米の一部の学者が唱えた「の空気イオンが健康に好影響を与える」とする仮説を日本の研究者である西川義方らが医学書に「空気マイナスイオン」と訳したのが最初だという。これが1940年くらい。なので、第二次世界大戦終結前には既にマイナスイオンの存在は提唱されていたのである。

しかし、未だにマイナスイオンが健康に良い効果をもたらすという医学的な照明はない。

しかし、マイナスイオン製品がブームになったのは1990年代〜2000年代初頭である。なぜ50年近くもブランクがあったのか。それには企業の業績とマーケティング戦略の隠謀が隠れていた。

当時の日本の家電製品がぶつかっていた壁は製品が売れなく、革新的な製品も生み出せないというジレンマ。マーケティングでメーカーが成長する為にはイノベーションが必要なのである。

しかし、日本の家電メーカーにはそのアイデアもない。そこで発想されたのが、マイナスイオン効果を消費者に教えて、既存の製品(エアコンや空気清浄機)の買い替え需要を喚起しようという戦略だった。

マイナスイオンの宣伝はテレビ番組などで大々的に宣伝する事で効果を生んだ。消費者たちは科学的根拠のない「マイナスイオン」の健康効果を信じてしまったのである。となればあとは簡単で既存の商品にマイナスイオン発生器なるものを取り付けまくって新商品として売り出せば良いのである。

マイナスイオンの健康効果は未だに不明であるが、経済効果はあったのは間違いないだろう。

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