今宵の都市伝説JAPANはAKB48 の「10年桜」という楽曲にまつわる都市伝説をご紹介。
問題の楽曲AKB48の「10年桜」PVはこちらである。都市伝説を読む前に一度ご覧いただきたい。
一見ではわからないが、実はAKB48の「10年桜」PVには多数の都市伝説が噂されているのである。
実はAKBメンバーはバス事故で死んでしまう?
AKB48の「10年桜」PVの中でおもちゃのバスが横転するシーンと実際にAKB48がバスに乗っているシーンが流れる。そして、バスのシーンでは赤い星の描写が何回か映しだされる。
鋭い読者はお気づきになるだろうが、実はこの描写。
登場人物の乗るバスが事故にあい、メンバーが亡くなってしまったことを表現しているのだという。
大島、前田、板野、渡辺、小嶋、高橋以外のAKBメンバーは死んでしまう設定となっているのである。
なぜ、このようなPVになっているのか。そのヒントは「10年桜」PVの監督である高橋栄樹(たかはしえいき)氏が語っている。
『10年桜』のPVは、『桜の花びらたち2008』で感じた「卒業」や「桜」に一種の死生観が出てる気がする。
入学とは誕生で、卒業とは死。もちろんその死は、次のステージでの「誕生」を意味する再生でもある。
学校って、生と死のサイクルを擬似的に体験する場所なんじゃないか、っていうね。
実は「10年桜」にはモデルとなっている小説がある。それは東野圭吾の『秘密』という小説である。
東野圭吾の『秘密』ではある母親と娘がバス事故に遭い、母親が亡くなってしまうのだが、娘の精神が母親と入れ替わり、母親の夫とのその後の関係を描いている。
バス事故と死生観というテーマで東野圭吾の『秘密』と「10年桜」はつながっていたのである。
10年桜のPVに映る女性の幽霊
もう一つ、10年桜には都市伝説がある。それがPVに幽霊が映っているという話である。

問題の画像がこちらである10年桜のワンシーンを切り取った画像であるが、 赤枠で囲われた部分に女性の姿がぼんやり映っている。
この女性、AKB48のメンバーではない。専門家によればこの映像に映っている女性は20年ほど前にこの場所で亡くなった方の霊魂で、AKBの撮影に驚いて出てきてしまったのだという。女性は関西の方らしく、映像のなかでは聞こえないが「何やってんねん」と言っているのだという。
前半部分で説明したとおり、死生観をテーマにしているAKB48の「10年桜」PVのパワーに引っ張られてしまったのか、たまたまなのかは謎である。
AKB48の「10年桜」PVにまつわる都市伝説はAKB48のイメージとは違う不気味な話だった。