やりすぎ都市伝説で紹介されていた話である。
アニメ界の大御所、大友克洋が1980年代に作成した「AKIRA」というアニメがある。核戦争の後壊滅的ダメージを受けた東京を舞台に超能力者と主人公たちの戦いを描いた作品なのである。
「AKIRA」は日本だけでなく世界的に大ヒットとなる。「AKIRA」がヒットした理由としては斬新的な構図やメカニカルの絵がウケた。衝撃的かつどこかリアリティのある近未来の世界観がウケたなどと言われている。
しかし、本当の理由は「世界で初めて反重力を表現したから」である。
科学者の間では100年周期で革新的な科学の進歩があり、人類は飛躍的に進歩するという都市伝説がある。
・蒸気機関
・核エネルギー
過去200年ではこの2つの科学的発見が人類の生活を大きく変えた。
では21世紀にはどんな科学的革命が人類を変えるのか。
それは「反重力」と言われている。
反重力とは重力と反対の力をもつエネルギーであり、反重力が使えると、あらゆるものを浮かせる事ができる。そして、原子レベルで反重力の作用を応用すると宇宙のはじまりである、ビッグバンを再現する事すら可能と言われている。
「AKIRA」の中で超能力を扱うキャラクターは手を合わせ、引き延ばす事で反重力の力を使う事ができる。その表現方法は今まで世界のだれも表現し得なかったものであった。
それを見た世界の科学者が「反重力とはまさにこれだ!」と「AKIRA」を紹介した事で世界的に認知される事になったんだそうだ。