都市伝説

SEO( Search Engine Optimization )の都市伝説

SEO都市伝説

 

Google、Yahoo!といった検索エンジンに自分のサイトをヒットさせる手法がSEO( Search Engine Optimization )である。SEOには数多くのコンサルタントをなのる業者がいて、色々な施策をやっているが、実はどれも本当に効果があるか(検索エンジンで上位表示できるか)はわからないのが事実。今日はSEOにまつわる都市伝説を3つ紹介しよう。

被リンクが多ければ検索の上位に表示される?|SEO都市伝説

SEO対策の基本として被リンク=自分のサイトが他人のサイトにリンクを貰っていると良いという都市伝説を真面目にこなしている人がいる。時には被リンクを1本いくらで売りますなんて業者や、Yahoo!IDをシステムで大量に作ってYahoo!知恵袋に被リンクを張りまくっている業者もいる。

しかし、Googleは作為的な被リンクは一切意味が無いとしている。Googleの社員はアメリカの有名大学を卒業した一流の技術者ばかりである。彼らの頭脳を結集したら、自分で張ったリンクなどは一発でわかってしまうのである。なので、被リンク対策にはあまり意味が無い。ちなみにこのサイトはリンクビルディング(リンクを貼る行為)をまったくしてないがキーワード「都市伝説」で一時、1ページ目の5位くらいまで検索結果の順位が上がった。

 

 

タイトルと本文に上げたいキーワードを入れる|SEO都市伝説

タイトルと本文に自分が狙っているキーワードを入れると効果的という都市伝説。これは間違いではないかもしれない。Googleがサイトの情報をシステムを使って読み取っている。システムはタイトルと本文中の文字を読み取るわけだからそこにキーワードが入っていないと検索結果には載せられる理由がないのである。なので、タイトルと本文にはキーワードを入れた方がいい。しかし、ときどき、キーワードの個数とか出現回数みたいな話をする人がいる。これは信用しない方が良い。検索順位だけを考えたキーワードの挿入はリンクビルディングと一緒でGoogleの技術者が作り上げたシステムによって簡単にばれてしまうのである。

 

 

SNSで人気の記事は検索結果上位にきやすい?|SEO都市伝説

Googleは否定しているがSNSで拡散されている記事はSEOで上位に来やすいという。FacebookやTwitterにはGoogleにリンクの効果を認めさせない為にNo follow タグという設定が施されているので、一番最初に説明した被リンク効果はない。しかし、専門家が調べたところSNSで拡散されている記事は確かに同じ条件で同じような記事よりも検索順位が上位に来やすいのだという。それはサイトへの入り口が多い事が理由になっている。先も述べたようにGoogleはシステムをインターネット上で巡回させてサイトを評価しているのでFacebookやTwitterでリンクが張られているとそれによってリンク先のサイトへ巡回しやすくなるのである。なので、評価も受けやすく順位も上がりやすいのではないかと言われている。

 

 

SEO( Search Engine Optimization )の都市伝説まとめ

SEOにはいろいろな都市伝説があるが、どれも真に受けてはいけない。というのもそのとき効果があったSEO施策が半年後も効果があるとは言えないからである。Googleは日々SEO対策をしている業者の同行をウォッチしている。一部の業者がGoogleの検索で上位に表示されるようになってしまうと検索の公平性を失ってしまうからである。なので、Googleは有効なSEO対策と呼ばれる手法を確認次第、一部だけに検索の利益が集中しないように新しいシステムの仕組み(これをアルゴリズムという)を導入するのである。なので、SEOで重要なのは小手先の施策ではなく、本当にユーザーに利益がある情報発信なのかもしれない。(これはGoogleが昔から提唱している理念である)