
アメリカ、カリフォルニア州にあるデスバレーは国立公園に指定されているとても美しい場所である。デスバレーという名前は文字通り、この場所が死んだ谷である事が由来となる。今は乾燥地帯のデスバレーであるが大昔は一体が湖であったそうだ。
地殻変動によりむき出しになった広大な平野には湖時代のなごりの塩だけが残っている。今宵はデスバレーに伝わる都市伝説、「ムービングストーン」をご紹介しよう。
ムービングストーンはデスバレーの広大な平地の至る所にある石に起きる不思議な現象である。その石は「セーリング・ストーン」、「スライディング・ロック」などと呼ばれる事もある。
ムービングストーンの不思議な点は20キロ程度ある重い石が、何者の力も加わってないのに、石が勝手に数百メートル動いた形跡があるのである。
上の画像はムービングストーンの画像であるが、確かに石が引きずられたような形跡がある。ムービングストーンが動く理由は70年以上も謎のままだそうだ。
風で動いている、引力の影響で動いているなどという説があるがいずれも証明はされていない。そして、ムービングストーンが動いているのを目撃した人もいないのだという。
その石はなんらかの意志を持っているとでもいうのであろうか。
謎につつまれたアメリカ・カリフォルニアの都市伝説であった。