
Iphone6が発売間近なのでは無いか?という噂は良く聞くがその影に隠れていた注目の都市伝説が徐々にあきらかになってきている。それはアップル社が仕掛ける新カテゴリの製品である。
ティムクックCEOが発言した意味深な言葉。
「それについてまだ話す事は出来ないが、いくつかの本当に素晴らしい製品に取り組んでいる。 合理的な人なら新しいカテゴリだと言うだろう」
ティムクックCEOの意味する新しいカテゴリとは一体なんなのであろうか。
モバイルデバイスには新しい革命が必要
スマートフォンで火がついたモバイル端末の世界的な普及であるが、今のフェーズでは新たな進化が必要と言われている。もうスマートフォンは開発されつくされほとんど現代の技術ではこれ以上に便利にできない。誰もIphone6に人々を驚かすような革新的な新機能が付く事や画面がキレイになる事を期待してはいないのである。スマートフォンに残されている道はバッテリーの改良と軽量化くらいである。そこで出てきたアイデアが新しいモバイルデバイスの形である。
きっかけとなったのはGoogleグラス
モバイルデバイス革命の火付け役となったのはGoogleが開発中としているGoogleグラス。眼鏡の形状をしているが実は眼鏡のレンズがディスプレイとなっていて、音声で写真を取ったり現在位置まで把握できてしまうという。問題はバッテリー容量。眼鏡型である故、今の技術では2,3時間の連続使用が限界だという。しかし、この革新的なアイデアは業界にとって衝撃となり、この様に肌身離さず身につけれられるモバイルデバイスはウェアラブル端末と呼ばれるにいたる。
アップルが狙うのは指輪型!?時計型!?
そんなウェラブル端末であるがアップル社は指輪型のI ringなる商品を開発しているという噂がある。指輪の形をした端末はリモコンの変わりとなったり、メールが来たときに温度が少し上昇してユーザーにメールが来た事を伝える機能を兼ねそろえているというのがIringの都市伝説である。

上記画像はIringのイメージ画像(非公式)
そして、もう一つ都市伝説として有名なのが、I watch こちらはサムソン電子が先駆けて商品化した時計型のウェラブル端末であるが、アップルはサムソンよりずずっと前から時計型モバイルデバイスの商品開発を研究していた。その機能はスマートフォンの管理を保管するだけでなく、腕の脈拍を計ったり、体温を把握する事で健康管理にまで活かせるのではないか、とする都市伝説もあるくらいである。イメージとしては以前のIpod nanoに近い、一度アップルはIpod nanoのデザインを1画面だけのシンプルな形に変更したが、あまり受けが良くなくデザインを元に戻したという経緯がある。この技術を活用してIwatchは開発されているのではないかというのが通説である。

上の画像はI watchのイメージ画像(非公式)
そして、注目されるのが、ウェアラブル端末で注目されるのは実は日本だという事実!
このようにウェアラブル端末の規格は多様性に富んでいるが実はこの新ジャンルでもっとも注目されるのは日本になるかもしれない。ウェアラブルとは情報を身につけるという発想である。その最も最初のデバイスは腕時計ではないだろうか。実は腕時計を世界で始めて製品化に成功したのは日本の時計会社である。そして、音楽を携帯するというカセットテープレコーダーやMDプレーヤーといった商品も日本が世界的なシェアを取ってきたのである。
つまり、日本にはウエアラブル端末に対するナレッジが蓄積されている!となればウェアラブル端末で日本のメーカー各社は世界の舞台で勝負する事ができるのではないか。スマートフォンでのシェアは完全にアップル社とサムソンが世界を2分していると言って良い(最近ソニー製品が注目されつつあるとはいえ。。)なので筆者はウェアラブルには日本のメーカーにとって類希なる商機が眠っているのではないかと思うのである!
ウェアラブルにさらに興味のある方は佐々木俊尚氏が執筆した「ウェアラブルは何を変えるのか?」をご一読すると理解が深まると思う。未来のデバイスがどう人類を変えるかが非常にわかりやすい文体で書かれている。