都市伝説

空からカエルが降ってくる!?ファフロツキーズの真相!

ファフロツキーズ

 

中世ヨーロッパでカエル・魚・肉片など本来であれば、空から降ってくるはずがないものが雨の様に降ってきたという都市伝説を知っているだろうか。

この現象はファフロツキーズ現象と呼ばれ、ヨーロッパだけでなく日本でも記録がある謎の現象である。

ファフロツキーズとは「Falls from the skies」の略称だそうだ。

江戸時代には「和漢三才図解」という百科事典で”怪雨”という記述で記録されているそうだ。

ファフロツキーズの特徴はその場にあるはずの無いものや空から降ってくる可能性がほとんど考えられないものが降ってくるという事である。例えば、カエル・魚・肉片など。この現象は海や水辺から遠い地域で水辺の生き物が降ってくるという事例が多く見られる。

 

ファフロツキーズの事例

・1861年、シンガポール市内で魚の雨が降ったという。

・1890年、イタリアのある地域で血の雨が降ったという。血は鳥の血と言われているが、その現象が起こった日には強風や鳥の死骸などは発見されなかった為、多くの謎を残した事件となった。

・1901年、アメリカのミネソタ州において、カエルの雨が降ったという。カエルは大量で4ブロックのエリアを埋め尽くしたと言われていてカエルの降り積もったアツさは最大で8センチにもなったという。

・1989年、オーストラリアでイワシが小雨とともに降り積もり、民家の庭を埋め尽くしたという。

 

ファフロツキーズの原因はなに!?

・竜巻説

ファフロツキーズは竜巻で周辺の物体が巻き上げられ、遠くは慣れた地域で巻き上げられたものが降ってくるという説が最も有力である。ファフロツキーズ現象が起こったエリアの近くで嵐があったなどの記録がある。実際に竜巻には巻き上げたものを数十キロ先まで運ぶ力があると言われている。(しかも自動車などのかなり重い物が飛ばされた事例もあるそうだ)

 

・鳥運搬説

ファフロツキーズは水棲生物の目撃例が多い事から鳥が運んだという説も存在している。しかし、ファフロツキーズは大量の物が降ってくる事例があり、その現象の為には大量の鳥が同時に水棲生物を運搬し、同時に落とす必要があるという反論がある。