
毎年、2月になると恵方巻きを食べる習慣が日本にはある。恵方とは、歳徳神(としとくじん)と言う神様がいる方向で、恵方に向かって旧暦の年初に恵方巻きを食べると幸運が訪れるという都市伝説を元にしている文化である。
恵方の決め方は干支によって決定して、毎年変わる。恵方とされる方向には歳徳神がいると言われている。
ラッキーをつかむ恵方巻きの正しい食べ方
1 恵方を向きながら幸運を願い食べる。一年の願いを思い浮かべましょう。
2 無言で食べる。恵方巻きを食べている時はしゃべってはいけません。
3 お祈りが終わったら後は普段通りに美味しくいただいてOK !!
ちなみに2014年の恵方は東北東(とうほくとう)です。東北東を向いて恵方巻きにかぶりつきましょう。東北東は方位磁石を持って、来たから15度東へずれた方角です。お祈りの内容は初詣の内容とは別にした方がベターです。同じお願いを別の神様にすると神様同士が喧嘩してしまうという都市伝説があります。
恵方巻きの都市伝説
前置きが長くなりましたが、ここで恵方巻きに関する都市伝説をご紹介しましょう。
今でこそ、日本全国に広がっているように思える2月に2恵方巻きを食べる習慣ですが、元々、恵方巻きは関西地方に伝わる、商売繁盛、無病息災を願う習わしだったそうなのですが、大手コンビニエンスストアのセブンイレブンが1989年に全国で恵方巻きの習慣と一緒に恵方巻きの販売をスタートした事から全国に伝わったと言われています。
恵方巻きの習慣が今のように根付いているのは企業による商品プロモーションだったのかもしれません。言われてみれば、コンビニ各社は恵方巻きの時期になると割高な恵方巻きを販売しています。