
前回の投稿で「STAP細胞」小保方晴子さんを輩出した早稲田大理工学部の都市伝説と銘打って、早稲田大学の都市伝説をご紹介したが、今回の記事ではSTAP細胞に秘められた可能性を紹介したい。
理研発となる今回の発見。万能細胞と呼ばれる技術は人間の細胞を使って新しい臓器を作り出す事ができる可能性を秘めている為、注目が集められている。しかし、前回の記事でも紹介したのだが、既存の技術ES細胞とIPS細胞ではコストと時間の面や、倫理的な問題などが介在しており、実用化までには乗り越えなければいけない壁がいくつもあった。
しかし、今回日本人リーダー小保方晴子さんを筆頭にハーバード大学内で発見されたSTAP細胞は細胞に酸で刺激を与えるだけでその細胞を別の細胞に変えてしまうという新技術でその技術を利用して作られた万能細胞をSTAP細胞と呼んでいるのである。
研究チームではさらに哺乳類で実験してみました。ネズミの血液細胞を酸にさらすと、期待通りの変化が始まりました。一部の血液細胞は死んでしまいましたが、多くは2、3日でSTAP細胞に変わったんです。
「信じられないほどですが、専門家が何人もこの研究をレビューし、チェックしています。だから私は信じています。」ユニバーシティ・カレッジ・ロンドンのクリス・メイソン教授はBBCでコメントしてます。「これがネズミと同様人間でも有効なら、他の細胞リプログラミング技術より早く、安く、より安全になりえます。個人個人に合わせたリプログラム細胞治療が、現実のものになるかもしれません。」(ギズモードから抜粋)
STAP細胞は既に下半身付随のサルでの実験に成功していて、脊髄を損傷したサルがSTAP細胞を使う事でしっぽと足を動かせるようになったのだそうだ。酸での刺激だけで簡単に作れる万能細胞の技術が人間にも応用できるとすれば将来的に様々な事ができるようになる。
STAP細胞によって、病気が完全に無効化できる
STAP細胞はどんな細胞にも変化する事ができるのでSTAP細胞で臓器を作り出す事も理論的には可能である。とすると、病気になった臓器をSTAP細胞を用いて復元して入れ替える事で病気を無効化する事も可能となる。現在不治の病とされている病気も臓器ごと入れ替える事が可能になれば(しかもそれが簡単に低コストで)病気を無効化する事も可能となるかもしれない。
STAP細胞でクローン人間が実用化レベルでつくれる?
万能細胞を用いる事で臓器だけでは無く、人間を丸ごと複製する事も理論レベルでは可能であるといえる。低コストで万能細胞を作り上げられる技術なので、実用化レベルでクローン人間を作り出す事もできてしまうかもしれない。脳を移植して記憶をコピーする事が可能かどうかは賛否両論別れているが、仮に記憶がコピー可能であるとすると古い体を捨て去り、新しいからだで不老不死となる事も可能である。小保方晴子さん曰く、「若返りは可能」という事であるので、まさに神の技術と言って良い。
今後の研究が期待される万能細胞。人類はついに不老不死を手に入れてしまうのだろうか。そして不老不死となった時、人類と世界はどう変わってしまうのか。