
就職活動の時期になると学生の間でささやかれる都市伝説がある。
「男は黙ってサッポロビール」
サッポロの採用面接の時の話である。ある男子学生が面接を受けたが、彼は面接官の質問に対して終止無言であったそうだ。そして、堪忍袋の尾が切れた面接官の一人が、「きみ!なんで黙っているんだね!?ひやかしにきているのか?」と問いただしたところ、学生は言った。
「男は黙って、サッポロビール!」
その場で彼の採用は決まったそうだ。翌年以降、同じ行動をする学生が何人かいたが、二番煎じは全員落とされたらしい。
学歴フィルター
就職活動においては学歴が一定以上無いと、入社面接すら受けられない企業があるという。俗にいう学歴フィルターである。学歴フィルターの存在はほぼ確実にあると言っていい。大企業になればなるほど、入社希望者は多くなり、面接官はすべての学生をまともに見ていたらいくら時間があっても足りないのである。しかし、筆者は学生に向けて言いたい、所詮学歴フィルターを使う会社はその程度の処理能力しかない会社、新卒入社に力を入れていない会社である。なぜなら学歴が無くたって、成功している社会人はごまんといるのであるから。そんな会社はこちらから蹴ってしまえば良いのである。学歴なんてしょうもないものに縛られている会社はグローバル社会で生き残って行けるわけがない。
顔選考
容姿で採用の合否が決まるという都市伝説である。この選考は実際にはある。顔が重要視される職業、例えばアナウンサー、受付嬢、採用担当者などなど。。やはり容姿は人に与える影響が大きい分だけあり、どうしても容姿が必要と考えられる職種には顔採用の基準が適用されているのである。例外として渋谷にある某IT企業は顔は関係ないと思われるオフィスワーカーまで顔選考で選んでいるという。それは社内活性化の為だそうだが、なんともいけすかないと思うのは私だけだろうか。もし、容姿に自信がないのであっても安心してほしい。世の中、年を取ったら誰でも同じような見た目になる。むしろ若い頃老けているくらいが年を取ったら若めに見えたりするものである。年を取ったとき、見た目だけで生きて生きた人間と、見た目が悪い分、性格やスキルで穴を埋めようと努力した人間、どちらが価値があるだろうか。※もちろん見た目が良くて仕事ができて、性格も良い!っていう人は少なくないのが現実であるが、落ち込んでいる不細工ほど不細工なものはない。