某カラオケ・チェーンにまつわる都市伝説

カラオケ都市伝説

日本中にたくさんあるカラオケ。カラオケの個室で妙な雰囲気を感じた経験がある人はいないだろうか?

これは私がかつて某カラオケチェーン店でアルバイトをしていたときに聞いた話である。

そのカラオケチェーン店は中古物件をまるっと買い取り、改築してカラオケ屋にしていくという出店戦略をしいていた。特に北関東の郊外に店舗をたくさん立てて利益を伸ばしているカラオケだったのであった。

私が勤務していたカラオケ店舗はもともと水商売系のお店だったところを買い取ってカラオケチェーンにしたと聞いていた。

アルバイトを始めて3ヶ月ほど立った時だった。ある不思議な事が起こった。深夜営業を行うカラオケでは大抵2人で深夜の業務を行う。閉店直前になると全部屋の清掃を2人だけでしなければならない。またレジの清算も清掃の合間をぬって行なわなければならず、お客さんが最後まで入っていると割とハードだったりするのである。

その日はお客さんが閉店時間の1時間前にはけて、私と同僚は清掃作業と清算に入った。

私が清算し、同僚が清掃へと向かった数十分がたった時、フロントの電話がなった。カラオケ屋は個室とフロントが電話で繋がっていて、お客さんはそこからオーダーができるのである。

しかし、もうお客さんはいない。清掃にいった同僚が何かあって電話してきたのかと私は思った。受話器を取り、「おつかれ、どうしたの?」と言った私に対し、「へへへへ」と笑う声が聞こえた、深夜で眠くなっていた事もあり、ふざけた同僚にいらだった私は「〇〇!(同虜の名前)ふざけてないで仕事しろ!し・ご・と!」と言った。

その瞬間。フロントで掃き掃除をしていた同僚が、「・・・え!?なに!?」と驚いたような顔をした。清算に夢中だった私は同僚が個室清掃から帰ってきて、フロント掃除をしているのに気がつかなかった。

電話はすでに切れていて、私と同僚は面食らってしまった。そのあと電話があった部屋へ向かったが中は真っ暗で誰もいなかった。怖くなってしまった私はその日はそのまま、家に帰った。

翌日店長にその話をすると、店長は「あー、気づいちゃったのねー」といって私に話した。

彼いわく、そのカラオケチェーン店は経費を削減するため、いわゆる”いわくつきの中古不動産”を格安で仕入れてカラオケチェーンにしていたのだそうだ。ちなみに私の店舗は前のオーナーが資金繰りに苦しみお店で自殺してしまった店舗なのだと言われた。事件のあった部屋は私が電話を受けた部屋の真上だった。。。

正社員として入社してその事情を知っていた店長は幽霊なんて気にするそぶりも無く、「まあ、気にしないこった」と言ったが、私はすぐにアルバイトを辞めた。

カラオケ屋の個室でもし、妙な雰囲気を感じたら、それはもしかして。。。

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