
FXの都市伝説をご存知だろうか。FXの取引をWEBで行なう場合、悪質なFX業者は為替を意図的に操作して、FX個人ディーラーに損をさせるように仕向けているという都市伝説である。
そもそもFXとはなにか?
FXとは各国のお金の間にある相場を利用し、利益を出す金融商品である。例えば、1ドル90円という相場の時に自分が持つ日本円9万円を1000ドルに変えておき、1ドルが100円になった時に1,000ドルを円に戻すと10万円が手に入るので1万円の収益が生まれるというのがFXの仕組みである。
日々変動する為替レートをウォッチして、タイミングよく外貨取引ができればお金を回しているだけで収入が得られるという仕組みである。
FX会社は為替レートを操作している!?の都市伝説
FX取引をするにはFX取引会社を利用するのが一般手なのであるが、FXディーラーの間ではFX取引会社が為替レートを少しだけ操作しているのではないかという都市伝説がつぶやかれている。
「買えば下がる・売れば上がる…FX会社に操作されているとしか思えません」
教えてGooのこちらの記事であるように自分が外貨を購入した直後に自分が儲かる方とは別の方向に為替相場が振れてしまい、怖くなって損切りする人や、ロスカットと言って損をしすぎない為に損切りされてしまう機能が適用されて損してしまう人は結構多いのである。
これはFX会社が意図的に為替相場を実際のレートよりも低く出したり、高く出したりしているのえではないかというディーラーは少なくない。
しかし、この都市伝説は多分ガセネタである可能性が高い。いくらFX会社が自分の会社のレートを少し調整できるとしてもあきらかに公式レートから外れる値を出してしまえば指摘が入り、下手をしたら詐欺罪などが適用される可能性だってあるからである。
この現象の正体はディーラーがFX投資の時に感じる恐怖心を他人に語る内に共通経験として認識され生まれた情報とおもわれる。他人は自分が損した話は簡単に話してくれるが、自分が儲けた話はしないものである。