【都市伝説】世界の危機を救うのはゴキブリ

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世界人口が増加の一途を辿っている。近い将来リスクとされているのが、食糧危機

インドやアフリカなどの貧困層で人口が著しく増加するとその地域では餓死者が出ることが予測されているし、中国など今まで質素な暮らしをしていた人たちがお金を持ち贅沢な暮らしを始めるとその影響は世界的な食料不足につながるという。

最近ではより少ない量で栄養価の高い食品の研究も進んでいる。そしてインドのある研究チームは世界のどこでも入手可能なゴキブリが他の食品を圧倒的に上回る栄養を持っていることを発見した。

インド・バンガロールの幹細胞・再生医学研究所研究(inStem)の研究者らによると、胎生で繁殖することで知られるディプロプテラ・ゴキブリ(Diploptera Punctata)の分泌液に豊富な栄養素が含有されていることが分かったそうだ。

「ゴキブリミルクのプロテインは完全食です。タンパク質、脂質、糖質、さらには必須アミノ酸まで含んでいます」(バネルジー博士)

同研究所のサンチャリ・バネルジー博士がこう語るように、ゴキブリミルクは牛乳の4倍の栄養価を持ち、3倍のエネルギーを有するという。その栄養価の高さから、代替プロテインとして将来の食糧危機に対応できるほどのポテンシャルを秘めているとも。

 また、さらに注目すべきは、エネルギー効率の良さであると研究チームのラマスワミ博士は語る。

「ゴキブリミルクの栄養は、時間をかけて消化されます。理想的な高カロリー食は、消化吸収がゆっくりで、あらゆる栄養素を持つものです。ゴキブリミルクは、そのどちらの条件も備えています」

 とはいえ、ディプロプテラ・ゴキブリから直接ミルクを搾り取るのは効率が悪く、実用化は不可能に近い。そのため研究チームは、効果的な酵母システムにより、大量のプロテイン結晶を一度に製造しようと試みているという。

 バネルジー博士らは、ディプロプテラ・ゴキブリの分泌液に注目した点が新しいが、これまでにもゴキブリの栄養価に注目した研究者は数多くいたようだ。たとえば昨年、英オックスフォード大学の研究チームが、ゴキブリなどの昆虫を食すことにより効率的にタンパク質を摂取できると報告している。

 また、よく知られているように、東南アジアの一部地域では日常的にゴキブリを食べる習慣が存在する。一般的ではないが、日本においても、ゴキブリをから揚げや、天ぷら、塩焼きにして食べる人がいるそうだ。人々は、ゴキブリの強靭な生命力から、その栄養価の高さを本能的に感じ取っているのかもしれない。

今でこそ、嫌われ者の害虫でしかないゴキブリだが、近い将来人類の食糧危機を救う救世主になるのだろうか。そして危機に陥った時あなたはゴキブリを食べる勇気があるだろうか。

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