天国のアヒル |ヨーロッパの都市伝説

天国のアヒル

3人の女性が同じタイミングで事故死して、天国へ昇天した。天国はとてもよい場所だった。案内人のセントピーターは彼女たちに天国の唯一の掟を説明した。

「天国ではアヒルを踏んではいけません。それ以外はあなたたちは何をしても自由です。でもアヒルを踏むことだけは許されないのです。」

女性たちはセントピーターが何を言っているのかわからなかったが、たしかに天国にはいたるところにアヒルがいて注意深く歩かなければ踏んでしまいそうになる。

ある日、女性のひとりがアヒルを踏んでしまった。すぐにセントピーターがやってきた。セントピーターは醜い男を引き連れており、女性と男を鎖で繋いでしまった。

「あなたは残念ながら天国の掟を破ってしまったのでこの男と永遠に一緒にいてもらいます。」

数日後、2人目の女性も同じくアヒルを踏んでしまい、1人目の女性と同じように醜い男と鎖で繋がれてしまった。

3人目の女性は注意深く生活して、アヒルを踏まずに数ヶ月をすごした。するとある日、セントピーターが女性をある場所に案内した。

そこには見たこともない美男子がいて、女性は男性と鎖で繋がれた。

「私はどんな良い行いをしたのかしら?」女性は男性に尋ねた

「いや、僕はあなたのことをよく知らないんだけど、アヒルを踏んだらセントピーターがあなたを連れてきたんだ」と男性は言った。

ヨーロッパのどこかの国で語り継がれる都市伝説だ。

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