ひきこさんの都市伝説

ひきこさんの都市伝説をご存知だろうか。

ある地方の小学校に、ひきこさんという女の子がいた。身長が高く良い子で先生にひいきにされる事がしばしばあったのだという。

クラスのいじめっ子はひきこさんが気に食わなかった。

放課後にいじめがはじまった。「ひっぱられたいのかひきこ?」といって顔や髪をひっぱられる暴力から始まり、いじめはエスカレート。「ひきずられたいのかひきこ?」といってなんと手をひもで縛られ学校中を引きずり回されてしまった。

もとの顔がわからないくらいに顔面が傷だらけになってしまったひきこさんはその日から不登校になってしまう。

しかし、彼女の平穏は自宅でも補償されなかった。

ひきこさんは両親から虐待を受けていたのである。ひきこさんが学校に行かなくなると両親は激怒して、「学校へいかないなら飯をやらん」とひきこさんへ食事を与えなかったという。部屋に閉じこもるひきこさんであったが、数日経過しても出てこなくなると両親は不安になりおそるおそる部屋の戸を開いた。

そこには部屋の中に入ってくる虫を食べるひきこさんがいた。

ひきこさんは精神に異常をきたしてしまったという。その後彼女がどうなったかは謎であるが、長生きはしなかったそうだ。

彼女の死後、数年がたち、雨の日になるとその地域ではひきこさんが現れるという都市伝説が広がった。雨の日が好きだったひきこさんは雨の日に出没する。狙われるのは小学生だそうだ。傘で視界が狭くなっている小学生を後ろから襲い、そのまま人間ではありえない力でひっぱっていくのだそうだ。何㌔も引っ張られた小学生はぼろぼろになり、最後、ひきこさんの両腕には肉片しか残らないという。

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