火の玉の都市伝説

火の玉

日本の伝統的な都市伝説の一つ、火の玉についてご紹介しよう。

火の玉とは夜、全く火の気の無いところで発生する怪奇現象である。何かが燃えているような外観であり浮遊しているのが特徴だ。火の玉は人の魂、自然発火現象、プラズマなどという諸説があるがその正体は掴めていない。

私の祖母が見たという火の玉の話を紹介しよう。

60年ほど前の話である。当時は第二次世界大戦が終わった直後でみな貧しかった。私の実家の近くには大きな病院があったそうだ。(今、近くに病院はない)私の祖母はいつも勤め先から家までの道で必ず病院の横を通らなければならなかった。

祖母の仕事は通常は5時くらいで終っていたそうだが、その日はたまたま夜の8時まで仕事をしなければならなかった。そして、祖母は暗くなった道を自転車に乗って帰っていた。

街灯もまだ少ないころであったので、当たりは真っ暗だった。家の明かりがよく見えたそうだ。そして、病院の横を通り過ぎた時だった。祖母は病院の横でゆらゆら輝くなにかを見つけた。街灯ではない。街灯にしては色がオレンジオレンジしすぎてたという。

そして、その光を見ているとゆらゆらと浮遊しながら、空へ飛んで行ってしまったのだという。祖母はその瞬間は何とも思わなかったという。そして、家に帰った後、私の祖父にその話をしたところ、それは火の玉だよ。きっと病院で亡くなっただれかの霊魂が病院から成仏したんだ。といわれ、ぞっとしたのだという。

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